介護を必要とする高齢者の暮らしをサポートする介護用品の選び方のポイントをご紹介します。

訪問介護お役立ち介護用品・郡山シルバー人材事業

介護用品の賢い選び方・郡山訪問介護サービス

介護用品って何が必要? - 郡山市ヘルパー訪問介護サービス

介護用品は、訪問介護を行ううえでは欠かせないものとなります。
しかし、介護用品と言っても、ステッキのような杖から大人用おむつ、車椅子、ポータブルトイレ、電動ベッドまで非常に幅広く、それぞれの種類ごとにも現代ではさまざまな便利な介護商品があるため、あなたのご家族にとってどういう機能がついているものが今必要か?見極めなければなりません。
また介護用品の知識がない状態で選び始めると、必要な商品を迷ってしまうこともあるので気をつけましょう。

訪問介護を行っていく中で思うことが、まずは介護を必要とする方の介護の状況を、具体的に把握することが後々後悔しない介護用品の選び方になるということです。
たとえば、歩行可能な状態から寝たきりの状態までに分けて考え、今何が必要な介護用品になるかを書き出すことから始めると良いでしょう。

訪問介護を受ける方の状況1:自力で歩ける

介護を必要とする方が自分一人で外出できるということを基準にすると良いでしょう。
日常生活での動作では、目立ってそれほどの不自由は見られないこともありますが、万が一転んだりした場合を予測して、転倒予防の視点から介護用品を選ぶのがポイントです。

動作状況と介護用品
歩行時の介護用品・訪問介護の知恵移動・・・高齢者向けのマジックテープの靴、シルバーカー、ステッキ状の杖
就寝時介護用品・訪問介護の知恵ベッド・・介護用品でなくても普段の布団やベッドでも大丈夫
トイレ介護用品・訪問介護の知恵トイレ・・通常の洋式のトイレ(補高便座があると便利)
入浴介護用品・訪問介護の知恵入浴・・・介護用手すり、お風呂用イス、踏み台、すべり止め付バスマット

訪問介護を受ける方の状況2:歩くのが少し不安

介護を必要とする方が、歩行に若干不安がある場合は、外出時に付き添いなどが必要になりますが、室内では自分一人で日常生活の動作ができるなら、完全に介護用品に頼りっきりになるより、出来るだけ自力で動くことを基準とし、その動作を支えてくれる介護用品を選ぶのがポイントです。

動作状況と介護用品
歩行介護用品・訪問介護の知恵移動・・・高齢者向けのマジックテープの靴、転びにくい四点杖、歩行器、車いす
就寝用介護用品・訪問介護の知恵ベッド・・起き上がるときに負担になるので、通常ベッドがおすすめ
排泄用介護用品・訪問介護の知恵トイレ・・通常の洋式トイレ(和式トイレは動作に負担がかかる)、介護用手すり
浴槽介護用品・訪問介護の知恵入浴・・・手すり、シャワーチェア、踏み台、浴槽滑り止めマット、バスボード(入浴用チェア)

訪問介護を受ける方の状況3:ほとんど歩けない

介護が必要な方が座っていることはできても、ほとんど歩行ができない場合は、寝たきりになることを予防するような介護用品を選ぶのがポイントです。

動作状況と介護用品
車椅子介護用品・訪問介護の知恵移動・・・車いす、歩行器
電動ベッド介護用品・訪問介護の知恵ベッド・・電動ベッド、床ずれ防止用具(かかとあて、差し込みクッションなど)
トイレ用介護用品・訪問介護の知恵トイレ・・補高便座(立ち座りをしやすくする)、ポータブルトイレ
入浴時介護用品・訪問介護の知恵入浴・・・バスリフト(立ち上がりの出入りをサポート)、シャワーチェア、滑り止めマット

訪問介護を受ける方の状況4:寝たきり

介護を必要とする方が、日常生活でのほとんどにヘルパーなどの介助が必要で寝たきりの場合、介護する人の負担を減らすことを考えた介護用品を選ぶのがポイントです。その中でも、一人では寝返りが出来ない場合は、床ずれを予防する用具は必須となってきます。

動作状況と介護用品
歩行用介護用品・訪問介護の知恵移動・・・車いす
ベッド介護用品・訪問介護の知恵ベッド・・電動ベッド、床ずれ防止用具(かかとあて、差込みクッション、床ずれ予防シートなど)
トイレ介護用品・訪問介護の知恵トイレ・・トイレ付きベッド、尿器、差し込み便器
清拭用介護用品・訪問介護の知恵入浴・・・清拭タオル、清拭料、ドライシャンプー

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