介護福祉士と訪問介護員(ホームヘルパー)の違いについてご紹介します。

介護福祉士と訪問介護員・ホームヘルパーの違い・郡山シルバー人材事業

訪問介護員・ホームヘルパーと介護福祉士の違いって?

訪問介護員・ヘルパーと介護福祉士の違い

訪問介護員と介護福祉士との仕事内容の違いは、はっきりしていないというのが現状のようです。

あえて、訪問介護員(ホームヘルパー)と介護福祉士との違いを挙げるとすれば、訪問介護員(ホームヘルパー)は、その文字通り、基本的には介護を必要としている方のお宅に伺い、身体介護や生活をサポートするサービスをします。

介護福祉士は、介護を必要としている方に対して、排泄や食事、入浴の介助を行うことが主な仕事です。
介護福祉士は、介護を必要としている方の家に行くことに限定されることなく、施設や病院などの中で、基本的に介護サービスの提供ができるといった点が挙げられるでしょう。

しかし、実際には、病院や介護施設の中で働く訪問介護員(ホームヘルパー)の方も大勢います。
ですから、ホームヘルパーと介護福祉士の間には、特に仕事内容の面ではそれといった違いというのは、はっきりしていないというのが現実だと言われます。

仕事内容面で、介護福祉士と訪問介護員の違いが曖昧になっているその背景には、高齢化社会が進んでいるにもかかわらず、介護の仕事に就く人が不足しているため、こういった現象になっているということも言えるのでしょう。

訪問介護員・ホームヘルパーと介護福祉士のメリット

訪問介護員(ホームヘルパー2級)

ホームヘルパー(訪問介護員)の資格は「認定資格」で、比較的短期間の講習で取得できます。
特にホームヘルパー2級の資格は、2012年度末で廃止されることが決定し、2013年度からは、介護職員初任者研修課程という新しい資格がスタートしました。 従来の介護分野の資格形態が新しくなり、わかりやすく段階を踏んで介護の世界で働く方が上を目指しやすい制度に変わったようです。

訪問介護員(ホームヘルパー2級)に代わる「介護職員初任者研修」は、介護のお仕事をしたいと思っても「専門学校のように何年も通って介護福祉士の資格をとることができない」といった方などが、この「介護職員初任者研修」から始めることが多いようです。

まずは介護の仕事の入門とされている資格で、訪問介護や介護などの資格を取得する際のはじめの一歩となり得ます。

介護職員初任者研修(旧:ホームヘルパー2級)の資格を得るには一般的にスクールや通信講座などで学ぶ一般的で、無駄なく短期間でスキルを得られるのがメリットでしょう。ハローワークなどでも、無料で受けられる介護の口座などもあるので、そういったものを利用するのもおすすめです。

介護福祉士

介護福祉士の場合は、「国家資格」です。 訪問介護員(ホームヘルパー2級)と違って、受験資格もあり、実務経験や、実習時間も長時間になります。 しかし、介護の現場ではこの資格の違いは大きく影響します。

長年介護の現場で、訪問介護員(ヘルパー)として実務経験があっても、介護福祉士の下で働くということが多くあります。また、介護職としても昇進や役職、責任などにも違いが出てくるため、給与なども大きく差が出てくることも多いといえます。

ですから、介護業界で長く働いていきたいという場合は、訪問介護員(ホームヘルパー)からスターとしても、実務経験3年以上、従事日数540日以上で「介護福祉士」の資格を受験する資格が得られるので、上を目指すことをおすすめします。

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