エアコンのお掃除はしてますか?嫌な臭いは気になりませんか?
シニアの家事の知恵からエアコン掃除方法や臭い消しの方法をご紹介します。
福島県郡山市シルバー人材「いきいきシニア応援事業」のシニアの家事の知恵です。
郡山市でもグンと暑くなり、エアコンを使う頻度も高くなってきました。
そこで役立つシニアの家事の知恵では、「エアコンの臭い対策や掃除方法」についてご紹介します。
エアコンの臭い消しと掃除方法:シニアの家事の知恵
「久々にエアコンをつけたら、ひどい嫌な臭いがした」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
部屋の中にエアコンのフィルターを通して空気中に舞う、あの具合の悪くなりそうな感じです。
そこで、シニアの家事の知恵では、気持ちよくエアコンを使うために、また消費電力を節約(節電)するためにも定期的にフィルターの掃除をおすすめします。
シニアの家事の知恵(1)エアコンのフイルター掃除
エアコンのフィルター掃除は、月2回程度がオススメです。定期的に行う簡単な掃除ですが、フィルター掃除のポイントをご紹介します。
1.フィルターを外す前の掃除機がけ
エアコンのフィルターはホコリやカビがたまりやすく、嫌な臭いが吹き出してくることがあります。
フィルターを外す前に掃除機でしっかりとホコリなどを吸い取ります。最初に掃除機でほこりを吸っておくことで、フィルターを外した時にホコリが部屋中に舞うことを防げます。エタノールで消毒をしておくと雑菌をおさえられます。
2.フィルターをゆっくり丁寧に外す
エアコンのフィルターは非常に薄くて柔らかいプラスチックで出来ているので無理に引っ張ったりすると壊れてしまう可能性があります。また勢いよく引っ張りすぎるとエアコンの奥からホコリの塊が落ちてくることもあるので丁寧に外しましょう。
3.フィルターの外側から先に掃除機をかける
エアコン本体からフィルターを外したら、まずフィルターの外側に付いているホコリを掃除機で吸い取ります。
ホコリはフィルターの外側に付いているため、フィルターの内側から先に吸ってしまうと、ホコリが逆にフィルターの目に詰まってしまうので注意してください。
4.定期的にフィルターを水洗い
エアコンのフィルターは、月に1回は水洗いして日陰干しするとよいでしょう。
掃除機で吸うだけではフィルターの網目に詰まった細かいホコリを完全に取りきれません。フィルターを水洗いする際のポイントは、掃除機の時とは逆にフィルターの裏側からシャワーをあてる事です。
フィルターの外側から水圧をかけると今度は逆に目詰まりしてしまうので気をつけてください。
※洗剤を使いたい場合は台所用中性洗剤を水で薄めて使い、柔らか目の使い古した歯ブラシなどを使って優しく擦れば、フィルターを傷めないでしょう。
5.エアコンフイルターに香りを
フィルターのホコリや汚れを落としてから、アロマオイルを数滴たらしてエアコン本体にセットすると、嫌な臭いも消え、さわやかな自然の香りが漂うので、お好みで使ってみると良いでしょう。
シニアの家事の知恵(2)エアコンの吹き出し口とルーバーの掃除方法
エアコンの吹き出し口が汚れていると、部屋中に汚れた空気をまき散らす事になってしまうので、手の届く範囲でキレイに拭き上げることが大切です。
手が届かない場合や、自信が無い場合は決して無理に自分で掃除せずプロの掃除代行などに頼むようにしましょう。
椅子に乗って掃除する際は安全を確認し、十分に注意して行いましょう。
1.エアコンのコンセントを抜く
エアコンの内部を掃除していく時は、必ずエアコン室内機の横にあるコンセントを抜くか、またはブレーカーを落としてから掃除を初めるようにしましょう。
2.エアコンのルーバーを手で回す
エアコンの吹き出し口の羽のような部分をルーバーと言い、これを手で回します。
ルーバーを動かしてちゃんと最後に閉まらない場合でも、エアコンの電源を入れれば自動で元の位置に戻ります。※ルーバーが簡単に動かない場合は無理に行わないほうが良いでしょう。
3.エアコンの中の拭き上げ
中性洗剤を薄め、雑巾や使い古したタオルに染み込ませます。それを指に巻いてエアコンの中を拭いていきます。届かない部分は細長い定規や割り箸のようなものにタオルを巻いて拭いていくと便利です。
洗剤を使っているので、最後似もう一度水拭きで仕上げます。
※エアコン内部のファンに付いているホコリなどの汚れは、プロ専用の器材と洗剤が無いと掃除できないので、その部分は自分では掃除しないほうが良いです。
4.エアコンの電源を入れ、送風運転する
エアコンの中やルーバーを届く範囲でキレイに拭き掃除したら、コンセントを差して電源を入れます。
送風運転をしてみましょう。この時エアコンにホコリなどが残っていても、中のファンに指が巻き込まれたりすると大変危険なので、運転中には決して中に手を入れないようにしてください。
シニアの家事の知恵(3)カビを防ぐエアコンの使い方
エアコンは、冷房や除湿運転の場合内部は湿った状態になっているので、カビが発生しやすくなります。
そこで、エアコン内部に湿気を溜めたままにしないことが大切です。エアコンの冷房、除湿運転を停止した後は2~3時間「送風運転」をしましょう。そうするとエアコン内部が乾燥し、カビの発生が防げます。
シニアの家事の知恵(4)エアコンを使用しない季節には
エアコンを使わない季節は、カバーをかけてあるか、または使ったまま放置にしてはいませんか?
エアコンを半年も使用しない状態が続けば、内部でカビが発生し臭いの原因になってしまいます。
そこで、エアコンを使っていない間、最低でも月に1度くらいは「送風運転」をして内部の湿気を飛ばすことでカビを防ぐことをオススメします。
ご自分で家事や掃除をしている時間がない、または出来ないという方はこちらが大変お役立ちいただけます。
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