除草や除草剤、草むしりに役立つ裏ワザをご紹介。
除草剤の代わりになるものをまとめました。

除草の裏ワザ・除草剤の代わり - 郡山市シルバー人材シニア事業

除草や除草剤、草むしりの裏ワザ

除草・草むしりの裏技 - いきいきシニア郡山

除草剤を撒いてしまえば、時間がかかる草むしりをしなくても楽に除草ができます。

しかし、「除草剤の人体への影響」や、「犬や猫といったペットへの影響」、または「除草剤によるご近所関係のこと」などを考えると、除草剤はなるべく使いたくないと思う方もいるでしょう。

そこで、除草剤を使わずに、除草で役立つ裏技(除草剤の代わりになるもの)をまとめました。

雑草の生えている環境や、どのように除草したいのか?または今後どうしていきたいか?なども考慮し、それぞれの除草方法や雑草対策にお役立てください。

除草剤の代わりになるもの

草むしりや除草が楽になり、除草剤の代用にもなるものがあります。

市販されている最近の除草剤は、以前の除草剤に比べると「枯葉剤のような恐ろしい薬剤」というイメージは薄くなっていたり、人体への影響も少ないものが販売されるようになりました。

しかし、結局化学薬品であることには変わりはなく、ならば家にあるもので簡単に除草に役立つものがあればもっと良いですよね。そこで、除草剤の代わりになるといわれているものを以下にご紹介します。

除草剤の代わりに塩を撒く

除草剤の代用・塩

除草剤の代わりに塩水を撒くという方法があります。

塩水を撒くという除草方法は、雑草を枯らすという意味では効果が高いです。
除草効果が高い反面、枯らしたい雑草だけが生えている場所でのみ使用しなければなりません。

ですから、除草剤の代用として塩水を撒くときは、十分注意しましょう。

理由は、雑草以外にも枯らしたくない植物や作物が近くにある場合は、それらの植物をも枯らしてしまう「強力な除草効果」が塩水にはあるからです。

また、「塩は土壌にしみ込んだ後、分解しない」という性質があるため、その場所や近隣では今後植物を栽培する予定がない場合には有効です。さらに、濃度が濃い塩水や、土壌ではなく鉢植えなどに使用すると、雨水によって塩が流出することがないので、塩害になる可能性も出てきます。

雑草のみを簡単に枯らせるという意味では大変有効ですが、塩水での除草をした後、直ぐ違う植物を栽培する予定があったり、雑草の他にも枯らしたくない植物がある場合、近隣で作物を栽培してるなどといった場合は、塩水での除草は避けたほうが良いでしょう。

【除草剤の代用としての塩水の作り方】
・水と塩を用意。
・水と塩以外にも酢を入れてもよいでしょう。
・塩水の濃度は、海水と同程度から少し濃いくらい(3.5%程度)
(それより濃い塩水を作るとすれば5%程度を目安にするとよいでしょう。)

除草剤の代わりにお湯やゆで汁を撒く

除草剤の代用・お湯・ゆで汁

除草剤の代わりにお湯や茹で汁をかけるという方法があります。
この除草方法では、地上の雑草を枯らすのには有効ですが、深い根っこの根絶は1回お湯をかけたくらいでは難しいでしょう。特に、地下茎や球根(カタバミなど)などは生き残ってしまいます。

種子がついているものは種子だけは生き残ってしまいますが、とりあえず目に見える部分の雑草だけを除草したい場合にはすぐに効果があります。

除草剤の代わりに熱湯を使用する場合は、わざわざヤカンなどで熱湯を大量に沸かすより、ホウレンソウや麺などの茹で汁を捨てずに、ついでに除草に利用するといった感覚で使用すると、経済的にも手間ひまを考えた場合にも良いでしょう。

【除草剤の代用で熱湯をかけるデメリット】
1)土壌細菌や微生物をも殺してしまうの可能性があります。
2)その後有機肥料などを与えても効率よく微生物による分解が行われにくくなる為、他の植物の生長を遅らせる可能性もあるので、周りの植物にも配慮しましょう。

雑草防止シートを敷く

除草剤の代用・雑草防止シート

除草剤を使わない方法では、雑草対策の専用シートというものが市販されています。

「防草シート」「除草シート」等と呼ばれ、日光を遮断することで雑草の生長を防止する効果があります。

【雑草防止シートの種類】
・合繊不織製 (最も一般的で施工性、耐久性に優れている)
・合繊折込製(柔軟で透水性に優れている)

最近は天然原料100%の雑草防止シートも販売されており、そのまま放置しても自然に土に還ります。
合繊の雑草防止シートは廃棄しないといけません。
耐久年数は約5年くらいです。

【雑草防止シートのデメリット】
1)敷くときにちょっとでも隙間ができてしまうと、すぐに雑草が生えてきます。
2)黒いシートなのでそのまま庭に使用すると見苦しいです。(シートの上に砂利等を上に敷く人も)
3)雑草防止シートの上に砂利等を敷いた場合、上に枯葉等が落ちてくると掃き取れないため、手で取り除かなければなりません。

砂利、砕石を敷く

除草剤の代用・砂利を敷く

除草剤の代わりに人工的に加工された砕石や、自然の力で小さくなった天然砂利などを敷き詰めるといった雑草対策があります。

3~5cmくらいの厚さに砂利や砕石を敷き詰めると、3~5年は雑草が生えません。

【砂利敷きのデメリット】
1)何年かたつと石の重みで徐々に沈む為、土が出てすぐに雑草が生えてきます。(何もしていない土よりは雑草が抜きやすくなります。)
2)雑草防止シート同様、砂利の上に枯葉が落ちると、掃き取れなくず手で取らなくてはならないので、かなり大変です。(手で取る除草以上に大変かもしれません)

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