あなたは、ご自宅の和室の掃除はどうされていますか?
和室の床は畳なので、畳の特徴を把握してから掃除をする必要があります。
コツを掴んで畳を綺麗にする、掃除テクニックをご紹介致します!
畳の掃除のコツ!
まず、水分が畳の天敵であることをご存知ですか?
畳のお掃除をするときに水拭きをすると、畳の変色、けば立ち、腐食などの原因となってしまいます。
そのため畳の掃除は掃き掃除や掃除機が基本となります。
天気の良い日は、窓を開けて風を通すといいでしょう。
畳掃除の5つのテクニック!
- まずは基本の掃き掃除・掃除機
- 畳に一番良いとされているのは、ほうきで掃き掃除をすることです。
掃き掃除をする場合は、使い終わったお茶の葉を固く絞ったものを畳の上にばらまいてからほうきで掃き、最後に乾いた雑巾で畳の目に沿って乾拭きします。
お茶の葉を使うとほうきでは取れない細かなホコリやチリを吸着することができるので、ほうきで掃きながら同時に拭き掃除もできるようなものなので大変便利です。
さらにお茶の葉の殺菌効果で清潔を保つ効果も。
しかし、最近はほうきを使って掃除する人は少ないと思いますので、その場合は畳の目に沿って掃除機をかけてあげるだけでOKです。
畳表に傷がつかないようにゆっくりと力を入れずにかけてください。
1畳に40~60秒かければ、アレルゲンの減少・増殖防止になります。
掃除機に畳を掃除するモードがついている場合はそちらに切り替えましょう。
- 汚れがある場合は拭き掃除
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掃き掃除や掃除機で取りきれない汚れがある場合は雑巾で拭き取りますが、畳に水分がつくと畳の光沢がなくなってしまいますので、雑巾は固く絞って使い、終わったら窓を開けて風を通しましょう。
お湯を使うと、畳の表の乾きが早くなります。
拭き取るだけでは汚れが落ちない場合は、弱アルカリ性の洗剤を歯ブラシに直接つけて汚れを掻き出し、その後固く絞った雑巾でしっかりと洗剤分を拭き取り最後に乾拭きする、または雑巾に弱アルカリ性の洗剤を付けて畳の目にそって拭き、その後固く絞った雑巾でしっかりと洗剤分を拭き取り最後に乾拭きします。
洗剤を使いたくない場合は、お湯で5倍程度に薄めたお酢で雑巾を固く絞り畳の目にそって拭きましょう。
拭き掃除は空気が乾燥した日に行うか、または扇風機などで早めに乾かしましょう。
洗剤やお酢を入れたお湯は、畳に直接スプレーするとシミになってしまいますので気を付けてください。
- 半年に一度は畳干しをしましょう
- 現在ではあまりみられない光景ではありますが、畳から余計な湿気をとるために半年に1度は畳干しをすることが理想です。
畳表に強い直射日光に当ててしまうと変色を早め傷んでしまうので、春や秋に畳の裏を太陽の光にあててホコリを叩き出しましょう。
畳を干す場所がない場合は、畳を上げてビール瓶やジュース缶などを置き、風を通してあげるだけでも効果があります。
畳の天日干しはダニ・カビの生息防止のほか、雑菌類の退治もできて一石二鳥です。
- 畳にカビが生えてしまったら
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畳にカビが生えてしまったら、中性洗剤を薄めて固く絞った雑巾で拭き取ります。
その後、消毒用アルコールを布にとって軽く拭き、乾かします。
最後に掃除機をかけて畳に付いているカビを取り除いてから乾拭きをします。
水分を多く含んだ布などでたたみの拭き掃除をすると湿気でカビが発生しやすくなるので気をつけてください。
- 畳に家具の跡がついてしまったら
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畳の上に家具など重いものをを置いておくと家具の跡で畳が凹んでしまいますよね。
そんなときは跡がついた場所に熱めのお湯で絞ったタオルをあてて、その上からアイロンをかけましょう。
アイロンをあてたらドライヤーや扇風機を使って早めに乾かします。
重い家具などを畳に直接置くと畳表も畳床も傷んでしまうので、家具と畳の間に板を置くなど工夫しましょう。
和室には畳のほかにも障子、土壁など掃除にコツが必要な箇所がたくさんあります。
やり慣れていないと、これらの掃除を大変に感じて、つい面倒になっていい加減に掃除してしまうこともあるかもしれません。
これを機に和室を掃除する際には、畳掃除のコツをつかんでより綺麗な和室を目指しましょう!
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