寝たきり介護方法のキホン – 床ずれ・トイレ・お風呂の悩み

寝たきり介護方法のキホン - 床ずれ・トイレ・お風呂の悩み

あなたは今、加齢による体力の低下や障がいなどにより寝たきりになってしまった方への介護にお悩みを抱えていませんか?

寝たきりで介護をされる方、介護をする方、お互いの負担が軽くなるための、寝たきり介護の基本を分かりやすくご紹介します。

覚えておきたい寝たきり介護方法のキホン

床ずれ防止のために、覚えておきたい体位変換
寝たきりの状態では、同じところに力が加わり続けてしまい、血流が悪くなって起こる皮膚潰瘍(かいよう)のことを床ずれといいます。
この床ずれの防止のために、寝る体制を少しずつ変えていく必要があります。このことを体位変換といい、1~2時間毎を目安に行う必要があります。
このとき、1人で無理をしないで人手をそろえることと、十分なスペースの確保が大切です。
寝たきり介護で誰もが悩むトイレ・排泄のこと
在宅介護で大きなポイントとなるのが「排泄」です。
排泄のためには、腸の収縮・腹圧・重力の3つの要素が必要ですが、寝たきりの場合では腹圧が減少し、重力も利用できないので排便しにくくなります。
自然排泄のためには、下の3つを心がけてください。
【姿勢】寝ている状態から座った状態にしてあげる
【タイミング】便意を訴えたときは、排泄を最優先にしてあげてください。我慢させたり、タイミングを逃すと、本人と介護者両方の負担になります。
【雰囲気】落ち着いた雰囲気を心がけ、排泄に集中できるように促してあげましょう。
お風呂はどうしたらいい?病院介護から学ぶおむつ洗髪
最近では、寝たきりの患者に紙おむつを使った洗髪を採用している病院もあるようです。患者の頭のしたに紙おむつを広げ、バスタオル・フェイスタオルなどを使って手軽にできる洗髪の方法です。
1.紙オムツは清潔で吸水性も抜群
2.風呂場へ移動しなくても洗髪ができ、清潔が保てる
3.寝たきりの方の入浴は最低2人で行いますが、この方法であれば一人でも短時間で済む
このようなメリットがあり、在宅介護でも紙おむつで洗髪される場合も多いようです。入浴は週1回程度であっても、洗髪だけなら2日~3日に1回でも清潔を保ち、介護者の負担を軽減できます。

寝たきり介護 1人で抱えこまないで

在宅で介護をしている場合、介護者にとっては日夜問わずつきっきりになり、買い物に出かける余裕さえないことも。

介護を受けている方にとっても、「家族に迷惑を掛けてしまって申し訳ない」と心苦しい想いをされているかもしれません。

寝たきりの方の介護をなさる方、介護される方、お互いに気持ちの良い生活を送ることが家族にとって笑顔があふれる毎日のために大切です。

しかし、介護は身体的にも精神的にも大きな負担となり、いたたまれない気持ちになることもあります。

こういったストレスから逃れ、少しでも息抜きできる時間を作りませんか?

いきいきシニア応援事業では、在宅介護を行うあなたの代わりに訪問介護サービスを行っています。

どうか1人で抱え込まず、介護のお悩みをご相談ください。

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