福島県郡山市シルバー人材「いきいきシニア応援事業」です。
今回は「認知症の予防」についてまとめました。
認知症の予防
認知症は現在の医学では残念ながら完治が見込めないといわれます。
認知症でも代表的な「アルツハイマー病」は、一旦発症すれば病状は進行してしまうそうです。
だからといってあきらめるのではなく、認知症を完治できないまでも進行するスピードを大幅に遅らせることができるようになり、しかも認知症の発見が早ければ早いほど進行を遅らせる可能性は高くなることが分かりました。
しかし、認知症になる前に予防策を行っていれば、もっと軽い症状で済む可能性も高くなり、認知症にならずに済む可能性も高くなるため、実践しておくことが大切ではないかと思います。
認知症の予防策は成人病予防法と似ていますが、日々の生活に適度な運動を取り入れることは基本になります。しかし、毎日続けるとなると大変で、やめてしまう方も少なくありません。ですから頭の片隅においておき、せめて家の中ではこまめに動いたり、出来るときにウォーキングや散歩を取り入れるなど、無理のない程度に少しずつ取り入れていくとよいでしょう。
では、簡単に今すぐできる認知症予防方法は?
今日から実践!認知症予防、食事はよく噛む!
今すぐできる認知症の予防は食事でよく噛むということです。
ヘルシーなメニューや栄養を考えることも大事ですが、その前に咀嚼は食事の際に気をつければできるもっとも簡単で大事な認知症予防法です。
なぜかといえば・・・・
・よく噛むことで満腹感が生まれ、摂取カロリーが抑えられる。
・よく噛むと消化器官への負担が減り栄養素がきちんと吸収されるため、健康な体が作られる。
・よく噛むと脳への血流が促進されるので、知覚や聴力、記憶力などが高まる効果がある。
・よく噛むと副交感神経が刺激され、白血球の中のリンパ球が増え、免疫力が上がる。
・顔の筋肉が鍛えられ、肌の弾力性を保つ効果があるのでアンチエイジングにも。
・よく噛むと食べすぎ防止になるので、ダイエットへの効果も上がる。
咀嚼、よく噛むということを毎日毎食実践するだけで、認知症予防や認知症の進行度合いを遅らせる可能性があるのです。また認知症予防の他にも、成人病やアンチエイジング効果、ダイエット効果も期待できるので、今すぐ「よく噛む」ことを身につけたいものです。
30回噛むことを目指して、始めは10~20回程度でもいいと思います。少しずつ回数を増やして、よく噛む食事法をさっそく行ってみてはいかがでしょうか?
次回は、認知症予防にも成人病予防にもつながる食事のメニューについてご紹介します。
ご家族の介護に関するお悩みだったり、「昼間だけでも認知症の家族をみてて欲しい」などという方は、こちらがお役立ていただけます。ぜひお気軽にご利用ください。
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